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2009年9月21日アーカイブ

何年も前にサラ・ブライトマンという歌手のCDを買ったことがありました。


この記事を書くためにYouTubeで検索していたら、20年近く昔にFMラジオで流れていたのを気に入ってカセットテープ(古い・・・)にエアチェック(昔の言葉ですが・・・)して何度も聞いた曲はサラ・ブライトマンが歌っていたことがわかりました。


"Time to say goodbye"という当時流行っていた曲を街中やラジオで聴いてその美しさに惹かれ、買ってみたのです。この曲だけが気に入って買ったのですが、何度も聴いている内に他に大好きになった曲ができました。それが「私のお父さん」と訳されているプッチーニの"O Mio Babbino Caro"でした。


そのCD以外はオペラの曲が入っているものは持っていなかったのですが、"O Mio Babbino Caro"が気に入って検索していると、マリア・カラス(1(wikipedia)、)という歌手のCDが出てきて、調べるほどにすごい人らしいのがわかり、アマゾンでベスト盤を買ったのです。それが彼女との出会いでした。


こんな歌声です。


マリアが愛した海運王オナシス()はおそらく『赤い盾』()のネットワーク内の人だったでしょう。 映画『マリア・カラスの真実』の登場人物からそれを察することが出来ます。


ケネディが暗殺されてから、ジャクリーヌ・ケネディはオナシスの妻となりましたが、そこには庶民が知らない様々なことがあるのだと思います。


マリア・カラスはオナシスに惹かれ彼に求愛され、オペラ歌手として活躍できる大事な年代を彼との恋にも費やしました。一度破局して後によりが戻ったらしいですが結婚はせずパリで孤独の内に死んだそうです。オナシスとの関係は彼女の波瀾万丈の人生を一番よく表す出来事といえるでしょう。


経験を重ねたマリアの歌と生き方は当然若い頃とは違った深みがあったでしょう。それはそれで尊いことです。YouTubeの動画で後期の姿を見ると円熟を感じますし、聴いて観て安心し感動もします。しかし同時に、どこかもったいないという思いが消えないのです。


オナシスと恋をした事は人の縁と言ってしまえば簡単ですが、私はマリアが本当に人を見抜く目が開いてなかったのではないかという気がしてなりません(無かったではなく開いてなかったですが)。



そして、彼女のような華やかな世界で生きてきた訳ではありませんが自分に当てはめて沈思黙考するのです。過ぎし事を思い出し、我に人を観る目がなかりしか、と。そうすれば恋愛に限らず自分にも思い当たることがあるのに気づきます。そして、内省して戒めとするのです。


マリア・カラスの解説を読むとオナシスの名前が出てきて、意図せずしてこれまでの世界経済の姿をかいま見ることになりました。政治経済の力を得たオナシスにとって、愛していないと公言していたにも関わらず文化の力を持つ彼女と繋がっていることは大きな利益になったのでしょう。

 

彼は炭素文明の象徴の一つに数えることができると思います。オナシスと同じギリシャにルーツがあるマリアが、物心つく前から自分も周りも知らずに刷り込まれた様々なことを自覚し、真に自律した大人に成長することがもっと早くできていたら、ちがった選択をしたかもしれません。そして、きっともっと多くの人々が全盛期のマリア・カラスの歌声を長く聴くことが出来、マリア自身もより充実したプライベートを送ることが出来たと思うのです。しかし、どうするにしてもその人の自由な選択です。


今日、大人でも子供でも自律しているかどうかがこれまで以上に自立して生きられるかの鍵となっています。


まだ子供で心理的な隙があっても、自律し且つ自立した個人の集合体に加われば、その隙も埋められて、「戦わずして勝つ」ことができる真の大人になることができるでしょう。


そうなれたら、子供達、これから生まれるまだ見ぬ子供達、稲穂の垂れるように謙遜で長生きして欲しいと自然に感じられるご老人達を守ることが出来るでしょう。近い世代で助け合う仲間の一員となることもできましょう。


人は一人で生きていくことは出来ません。


「談合」とは本来そんな人間が助け合って生きていくためのシステムだと思うのです。贈答文化が悪用されたら賄賂になるように、「談合」も弱者を排除したり特定の利権グループだけに利益が循環させるために悪用されたら独占となります。しかし、本来の談合は今でも連山とのご縁の中に脈々と生きています。


水素文明の新しい経済システムは信用と知識が基盤です。それなら私に合っていると感じる方々とのご縁を社会階層の別なく望んでおります。どうぞ「秋月便り」を購読なさって、「御蔵便り」設立に協力なさって、古来から続く日本らしいご縁を得られますように。そして、わたくしともご縁があれば是非「談合」いたしましょう。


皆様のご無事を願いつつ。

川原祐造 拝

 

9月27日サンクリ!

教材『教育における革命』初版の販売は今度の9月27日のサンクリが最後です。

すでに高速バスと宿の予約は済ませました。秋月・御蔵メンバー、ブログ衆、秋月便り読者の皆様と出会い「談合」できることを楽しみにしております。

 

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